電気自動車と電池は明日を拓く

電気化学会に所属する専門委員会の一つ。産官学協同して電池に関連する学術ならびに技術の進歩向上に資することを目的としている。

1年に数回の定例委員会を開催(電池に関する講演会、電池に関する見学会含む)。また、公開の電池技術委員会講演会の開催、公開の「電池討論会」を主催している。


  • 電池技術委員会ホームページ
  • 電池技術委員会
    電池は電気分解と並んで電気化学の工業的応用を体現する代表的技術の一つです。電池は単に電気エネルギーの発生装置というだけでなく、エネルギーの効率的利用という点で地球規模で重要な役割を果たすものです。その固有の機能として内燃機関よりはるかに高い効率での化学エネルギーの電気エネルギーへの変換、充電機能をもつ電池と他のエネルギーシステムとの組み合わせによる全体効率上昇(負荷平準化)、さらに二酸化炭素という環境負荷を副生しないエネルギー発生などがあります。また電池の多様性は特筆すべきものでマイクロサイズから分散型まで様々なスケールが存在し、セル電圧は1Vから4Vと幅広く、電池を核として携帯電話やハイブリッドカーなど多様な応用製品が開発されています。
    
    本会はこのような電池の重要性に鑑み、産官学協同して電池に関連する学術並びに技術の進歩向上に資することを目的として設立されたものです。
    
    本会は現在、官学界の会員約120名と産業界の会員約70社からなり、年4回の定例委員会、次世代電池を議論する新電池構想部会および電池の学会としての電池討論会を主催する他、電池に関わる種々の交流事業、育成事業、表彰事業等の公益事業を行っております。特に電池討論会は発表件数が約400件、参加者が1600人を超える単一のテーマを扱う学会として最大級のものであります。
    
    本会はあらゆる化学電池をその取り扱う範疇に含んでおり、リチウムイオン電池燃料電池(PEFC, DMFC, MCFC, SOFC等)、ニッケル水素電池キャパシタ、鉛蓄電池、空気電池を含む一次電池などに加えて研究開発段階の次世代電池が数多く含まれます。
    
    一方電池の構成要素には電極・電解質・セパレータ・集電体・外装缶等があります。それぞれの部材として金属、酸化物、硫化物、非晶質材料、炭素材料、有機化合物など広範な物質が対象となって、材料科学から合成化学、結晶学、分光学、固体化学、固体物理等の研究者の活躍の場となっています。また電池反応は界面と密接に関わるところから界面科学、反応速度論といった分野の知識も必要とされ、本会ではこれら異分野間の連携を促進する場を提供しております。
    
    また、電池の普及は社会システムと密接に関わっています。例えば水素を用いる燃料電池自動車の開発には様々な法整備やインフラ整備が必要であるため、行政との連携がその実用化の鍵となっています。
    
    このように基礎研究から電池市場までを包括した、人と情報が集う場として本会はその独特の機能と社会的な責任の下、電池技術の普及とより一層の発展に向けた取り組みを今後も行ってゆきます。

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最終更新: 2015-07-20 (月) 01:30:29 (JST) (858d) by EVINFO

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