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2020/10/14 10:33
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三田市が市長専用車に“一番人気”の「クラウン」を選ばず「カムリ」を選んだ訳
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https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/202010/0013781879.shtml 三田市が市長専用車に“一番人気”の「クラウン」を選ばず「カムリ」を選んだ訳への外部リンク
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 兵庫県の知事と県議会議長の公用車がトヨタ自動車の最高級車「センチュリー」に変更されていたことが分かり、自治体トップの公用車に注目が集まっている。同県三田市は2016年8月、364万円でトヨタ「カムリ」を購入。市町長専用車では近隣で最も購入金額が低かった。水素を使う燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の同県尼崎市、広報車と兼用という同県西宮市など各自治体の個性が表れた。(高見雄樹)

 三田市秘書広報課によると、カムリを選んだ理由は「(市長公用車に多い)クラウンに比べて安価なのに、車内空間はほぼ同等の広さがある」点だという。市は16年度、歳入不足を見越して行財政改革の方針を示しており、公用車も名を捨てて実を取った形だ。

 カムリの前の公用車は、塔下真次市長時代の1998年6月に導入した日産自動車の高級車「シーマ」だった。「買い取った上で長く乗るのが一番安上がり」(秘書広報課)というのが市の伝統のようで、18年以上使ってきた。だが排気量4200ccと燃費が悪く、買い換えた経緯がある。

 近隣自治体の市長公用車はどうか-。阪神地域の6市1町と神戸市、三木市、丹波市、丹波篠山市に車種と取得時期、金額を聞いた。

 車種別ではトヨタ「クラウン」が4市町と最も多かった。神戸市と三木市はリース契約のため金額の単純な比較はできないが、取得金額でトップは猪名川町の595万円だった。

 尼崎市の「ミライ」は発売後間もない15年3月に納車され、燃料電池車としては県内初の市長公用車となった。価格は788万円だが、202万円の購入補助金があった。

 丹波地域の2市はいずれもトヨタのミニバン「エスティマ」だったが、丹波市が今年8月に運用を停止。来年1月から「アルファード」を投入する。購入時の価格は旧車両に比べて約60万円アップする。

 芦屋市のトヨタ「エスクァイア」は小型乗用車(5ナンバー)。宝塚市の「プリウス」は16年前、市内の慈善団体から寄付された。走行距離は14万キロを超え、更新を検討中という。

 変わり種は西宮市で、マツダのミニバン「プレマシー」を広報車兼市長車としている。車の屋根にはスピーカーも取り付けられるという。

【三田市と近隣の首長公用車】

自治体    車種        購入年度  金額(万円)

兵庫県   トヨタ・センチュリー 2019 月額24万8千円

猪名川町  トヨタ・クラウン   2014 595

三木市   トヨタ・クラウン   2017 月額6万7千円

神戸市   トヨタ・クラウン   2014 月額6万6千円

尼崎市   トヨタ・ミライ    2014 586

丹波市   トヨタ・アルファード 2021 510

伊丹市   レクサス       2011 449

丹波篠山市 トヨタ・エスティマ  2011 441

川西市   トヨタ・クラウン   2007 426

芦屋市   トヨタ・エスクァイア 2015 408

三田市   トヨタ・カムリ    2016 364

西宮市   マツダ・プレマシー  2016 190

宝塚市   トヨタ・プリウス   2004 寄付

※尼崎市は補助金202万円を差し引いた金額。県、三木市、神戸市はリース契約。丹波市は来年1月に納車予定

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