電気自動車と電池は明日を拓く

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発行日時
2018/8/10 12:26
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日本カーボン、今期純利益2.9倍に 電極値上げで上振れ
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 日本カーボンは10日、2018年12月期の連結純利益が前期比2.9倍の85億円になりそうだと発表した。従来予想を11億円上回る。需給が逼迫する黒鉛電極の販売価格を引き上げたため、炭素製品関連部門の利益が増える。今期通期の業績予想を上方修正するのは2度目となる。

 売上高は1.6倍の452億円、営業利益は5.1倍の130億円を見込む。従来予想よりそれぞれ、37億円と20億円引き上げた。電炉での製鉄に使う黒鉛電極の需要が増えている。中国での粗悪な鉄鋼生産への規制強化で電炉での生産が増えているのが背景。電極の原料が電気自動車のリチウムイオン電池向けで需要が増えていることも重なり、黒鉛電極の価格が上昇している。原料価格も上がっているが、価格転嫁によって利ざやが拡大する。

 同日発表した18年1~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比65%増の198億円、純利益が10.7倍の37億円だった。