電気自動車と電池は明日を拓く

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発行日時
2020/3/25 20:03
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日本を支える研究活動と技術開発
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https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200326/eci2003260500001-n1.htm 日本を支える研究活動と技術開発への外部リンク
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 ■未来の自由が丘の街づくり 地域住民や専門家らに提案

 ≪東京都市大学≫

 都市生活学部・都市プランニング研究室(指導教員・末繁雄一講師)はこのほど、東京都目黒区の自由が丘会館で「学生による提案と研究の発表会 学生たちと考える自由が丘のまちづくり2020」(主催:同大、都市再生推進法人ジェイ・スピリット)を開いた。今年で5年目を迎える同発表会は街の活動・景観について、自由が丘をフィールドにして行った調査・研究を、地域へ提案、将来の街づくりに貢献することが目的。発表会には地域の街づくりに関わる地域住民や商店主、専門家ら20人が参加した。

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 ■井戸の水質調査で酒どころをサポート

 ≪広島工業大学≫

 生命学部食品生命科学科の講義の中で醸造に興味を持った2、3年生の有志が、日本酒造りに使われている仕込み水の分析に挑んだ。参加者は16人。昨年8月から月に1度、隣市の東広島市にある日本三大銘醸地、西条地区の蔵元6社を訪れ、8カ所の井戸から水を持ち帰って分析した。項目は硬度や水素イオン濃度など6つ。正確を期すために毎月、全ての項目で複数回の実験をした。この活動は学生の自主的な活動を支援する学内制度で採択され、資金援助を受けて実施。学生たちは3月に本年度の水質調査の結果をまとめた。4月以降も新3年生を中心に活動し、水質データの蓄積を通じて広島の酒造りへの貢献を目指す。

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 ■電力の地産地消実現へ実証実験を開始

 ≪埼玉工業大学≫

 再生可能エネルギーを高効率で利用する研究開発として、自然エネルギーの蓄電に適したレドックスフロー電池を「ものづくり研究センター」に設置、11日から実証実験を開始した。実証実験では、バナジウム系のレドックスフロー電池に、太陽光パネルで発電した電力を蓄電し、夜間に放電して館内の照明に使用する。このシステムにより、電力の地産地消が可能になり、自然災害による停電が発生した際に、自治体庁舎や避難所などの防災拠点や病院などの施設等の災害時の非常用電源としても有効という。本研究は環境にやさしい自然エネルギーの活用を目指し、工学部生命環境化学科・環境計測化学研究室の松浦宏昭准教授の研究チームが担当する。レドックスフロー電池は長寿命で、爆発や発火が起こらず、安全性にも優れているのが特徴。

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 ■地域課題解決のアイデアをWebで公表

 ≪芝浦工業大学≫

 地方創生推進事業(COC事業)のプロジェクトに学生が参画した成果を、30日からWebサイト(http://plus.shibaura-it.ac.jp/coc/)で公表する。大宮キャンパスで開催予定だった「第6回COC学生成果報告会」が新型コロナウイルス感染症防止対策によって中止になったため。同大学は2013年の文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択され、自治体、地元企業、NPOなどとの連携を通じた人材育成、地域貢献活動を進めており、今年度は13のプロジェクトが活動を実施。地域課題の解決に向けたアイデアの創出、技術的課題の検討などを学生中心に進め、実践的な技術者を育成する場ともなっている。今回はそれぞれのプロジェクトに参加した学生の活動成果をまとめたポスターをWeb上に公表。大学側で審査した優秀ポスターなどの結果も併せて公表する。

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 ■高強度の新しい炭素繊維複合材料開発

 ≪金沢工業大学≫

 革新複合材料研究開発センター(ICC)は、産業廃棄物処理業の三栄興業(埼玉県三郷市)と共同で、従来の炭素繊維複合材料よりも強度が高く、帯電防止特性を持つ熱可塑性炭素繊維複合材料を開発した。共同開発したiPP-PAA(アイソタクチックポリプロピレンポリアクリル酸共重合体)は炭素繊維と樹脂間が面で結合する相溶化剤で、少量でも界面接着性が向上する。高比強度・高比弾性率などの機械的特性が要求される自動車や航空機関連の部材や、静電気などの帯電防止性能が高いレベルで求められる半導体などの精密部品の成形分野で今後の需要が見込まれる。炭素繊維の繊維長が0.1~50mmの短繊維でも剛性が保てるため、射出成形や押出成形などの成形性も向上する。

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 ■ハチミツ入りハンドクリームを製品化

 ≪工学院大学≫

 学生プロジェクト『みつばちプロジェクト』と『Science Create Project』が、八重椿本舗の協力を得てハンドクリーム「KUTE Honey Hand Cream」を製品化した。キャンパスで養蜂・採取したハチミツをはじめ、天然由来の保湿成分が多く含まれており、学生プロジェクトの認知度向上などのため、学内関係者などに配布する予定。「KUTE Honey」シリーズは初の学生プロジェクトによるオリジナルグッズで、採取したハチミツの販売から始まり、2018年3月には、入浴料「KUTE Honey In The Bath」を製作。今後は製品の販売も視野に入れ、オリジナルグッズを活用して活動の幅や支援者の輪を広げていく。

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 ■PTSDなど治療へ新薬開発の手掛かり

 ≪東京理科大学≫

 薬学部薬学科の斎藤顕宜教授らの研究グループは、オピオイドδ受容体作動薬の投与により、不安・恐怖記憶が消去されやすくなることを発見した。不安や恐怖の記憶が過剰になると日常生活の妨げとなり、適切な消去が重要。現在、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対する治療薬としては、抗うつ薬のセロトニン再取り込み阻害剤が用いられているが、治療効果が出るまでに時間がかかり、また十分な成果が得られない患者が存在するなどの課題がある。この研究では、オピオイドδ受容体作動薬を用いた実験の結果、一部の作動薬に抗不安作用に加え、不安・恐怖記憶の消去学習を促進する効果が認められた。これにより、PTSDをはじめとする不安障害を治療する新たな向精神薬の開発が進展する可能性がある。

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 ■建築学科開設2周年企画作品展を開催

 ≪大阪電気通信大学≫

 建築学科は開設2周年企画作品展「成長はプロジェクトと共に」を24日から3日間、寝屋川キャンパスのアトリエで開催。作品展には、学科内選抜の学生一人一人の力を注いだ作品が並び、立体作図や図面模写、建築物の模型など同学科1期生と2期生がこれまで取り組んできたプロジェクトを展示。タイトルのようにプロジェクトと共に成長した学生の作品が展示され、講評会では「みんな知識が増え制作物のレベルがどんどん上がってきている。建築を楽しむ心を忘れずに、引き続き切磋琢磨して頑張ってほしい」などの声があがっていた。

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【ガイド】

 工学院大学 E-mail:gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp

 芝浦工業大学 E-mail:koho@ow.shibaura-it.ac.jp

 千葉工業大学 E-mail:cit@it-chiba.ac.jp

 東京電機大学 E-mail:keiei@jim.dendai.ac.jp

 東京理科大学 E-mail:koho@admin.tus.ac.jp

 東京都市大学 E-mail:toshidai-pr@tcu.ac.jp

 大阪工業大学 E-mail:kikakuka@ofc.oit.ac.jp

 大阪電気通信大学 E-mail:kouhou@mc2.osakac.ac.jp

 金沢工業大学 E-mail:koho@kanazawa-it.ac.jp

 豊田工業大学 E-mail:s-koho@toyota-ti.ac.jp

 広島工業大学 E-mail:kouhou@it-hiroshima.ac.jp

 愛知工業大学 E-mail:d-koho@aitech.ac.jp

 埼玉工業大学 E-mail:kikaku@sit.ac.jp

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