電気自動車と電池は明日を拓く

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発行日時
2020/5/21 6:15
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三菱マテリアル、京大発の太陽電池スタートアップ出資
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三菱マテリアルは次世代太陽電池を開発する京都大学発のスタートアップ、エネコートテクノロジーズ(京都市)に出資したと発表した。出資は20日付で、出資額は非公表。同社は次世代太陽電池として注目されるペロブスカイト太陽電池(PSC)を開発する。PSCは軽量性や設置の容易さで市場拡大が見込まれる。出資を通じ、エネコートの開発を支援する。

三菱マテリアルなどが2019年3月に設立した材料系スタートアップ投資ファンドを通して出資した。エネコートは18年1月設立の京都大学発のスタートアップ企業で、PSCの製品化を目指している。

PSCは特殊な結晶の層を基板に塗布して製造する。軽量性が特徴で、現在主流の結晶シリコン太陽電池と比べて電池の厚さを約100分の1にできる。電池を折り曲げられるため、形が変化しやすいビニールハウスの天井などに設置できる。

PSCは日本や中国、韓国などで開発競争が広がっている。エネコートは発電効率の向上や環境への影響が懸念される鉛を使わないPSCの開発に取り組んでいる。三菱マテリアルはエネコートの高性能なPSCの開発を支えるとともに、将来はPSCの周辺に使われる材料の開発での協業も視野に入れる。

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