出力規模300kW未満、最高使用圧力は1000kPa以下、最高使用温度は1400℃未満と規定されているガスタービン。燃料が灯油、天然ガス、LPGと幅広く、窒素酸化物発生量が非常に小さい。廃棄物の消化ガスも燃料に使える。再生器を搭載して排熱を活用することで発電効率を30%程度に高めているのが特徴。コジェネレーションシステムなどでの利用により、省エネや温暖化ガス削減対策に期待されている。(2002/09/18日刊工業新聞)
- 米キャプストン 30kW
- 米ハネウェル 75kW GEとの合弁失敗。
- トヨタタービン&システム 50kW、発電効率26%。産業向け非常用300kWを2002/07より販売。2003/04からは50kWコジェネパッケージも。
- 三菱重工 80kW、東邦ガス研究所で実証。30%弱。
- ターベック 100kW。ボルボとABBの合弁会社。2年間で85台出荷。2003からスウェーデンで生産、年500台。
- 荏原 米エリオット製80kW。30%。
- 明電舎 米キャプストン製。累計150台。畜産ふん尿のガス化に6件受注。
- 岩谷産業
- トヨタ自動車 MCFCとMGTの複合発電、47%強、豊田氏元町工場の隣接地、総合熱効率目標80%。
企業名 | 出力(kW) | 発電効率 |
キャプストン(米国) | 30/60 | 25/28 |
トヨタタービン&システム | 50 | 26 |
荏原・エリオット(米国) | 80 | 30 |
三菱重工業 | 80 | 30 |
ターベリック(スウェーデン) | 100 | 30 |
ボーマン(英国) | 80 | 27 |
Counter: 318,
today: 1,
yesterday: 0
Last-modified: 2018-01-08 (Mon) 01:24:00 (JST) (62d) by evinfo