電気自動車と電池は明日を拓く

NECラミリオンエナジーが開発した高出力で急速充電が可能な二次電池。電気二重層キャパシタ向けに開発した電極材料を用いて、従来のリチウム二次電池より高性能化したという。


リチウムイオンキャパシタ anchor.png

TPHの実現のため、NECと富士重が共同開発したマンガン系リチウムイオン電池が搭載される予定。

また、今回公表したリチウムイオンキャパシタは、キャパシタの課題のエネルギー密度について飛躍的に増大させた。負極にリチウムイオンを吸蔵する新開発の炭素材料、電解質にリチウムイオンを使用し、あらかじめ負極に大量のリチウムイオンを吸蔵させるプレドーピングの手法で負極の容量を増大させるとともに、電位差を高め、正極の性能劣化を起こさずに高電圧を可能にしている。

将来のハイブリッド車の需要や鉛電池の代替需要をにらんで、現在、試作セルによる性能試験を行っている。

(Response 18日15時52分)

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NECと富士重工、自動車用マンガン系リチウムイオン組電池で合弁 anchor.png

(2002年5月14日 ASCII24)

日本電気(株)と富士重工業(株)は14日、自動車用のマンガン系リチウムイオン組電池を共同で開発するため、合弁企業“NECラミリオンエナジー株式会社”を設立することで合意したと発表した。

NECラミリオンテクノロジーは5月20日設立予定で、資本金は4億9000万円(出資比率はNECが51%、富士重工が49%)、川崎市に本社を置く。従業員はNECから12名、富士重工から9名がそれぞれ出向し、合計21名。

今回の合弁企業設立は、マンガン系リチウムイオン電池の技術を持つNECと、自動車用の組電池の実装ノウハウを持つ富士重工双方の思惑が一致したことによるもの。同日の記者発表会でNEC取締役常務の戸坂馨氏および富士重工取締役兼専務執行役員の五味秀茂氏は、マンガン系リチウムイオン組電池の将来性を強調した。

NECによると、同社のマンガン系リチウムイオン電池は電極セルの正極に新しい組成のマンガンを、負極に新形状のカーボンを採用している。また、薄い電極を絶縁体をはさんで交互に積み上げていく積層構造になっている。そのため、現在市販されているハイブリッド車の搭載しているニッケル水素電池に比べて電気容量密度が高く、自己放電による損失も少ない。また小型軽量化が可能だという。その電池セルを直列に複数接続し、セル間の電圧のバランスを調節する制御回路を組み込めば組電池となる。

マンガン系リチウムイオン電池は、すでにPDAなどの携帯機器向けに製品化しており、自動車向けの開発が新会社の今後の課題となる。両氏とも、開発した技術は富士重工だけでなく、国内・国外すべての自動車メーカーに提供していきたいとしている。また、戸坂氏は3年以内に実用化の技術的なめどをつけたいと語った。もっとも、製品の量産については、さらに先になるという。

両社は将来の燃料電池車にも加速性能を確保し、またエネルギーを回生させるための2次電池としてマンガン系リチウムイオン組電池が必要だと考えている。ただし、米ゼネラル・モーターズ(General Motors:GM)社は燃料電池車に2次電池は不要だとしており,グループ企業である富士重工とGMの抱く燃料電池車の将来イメージは異なる。五味氏は、燃料電池の開発については、「GMにやってもらう」と語った


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最終更新: 2018-01-08 (月) 01:24:00 (JST) (345d) by evinfo